ドンキーコング64

 積みゲー防止のメモ。久々に引っ張り出したので。


 ドンキーコング64

ドンキーコング64 <NINTENDO64> [オンラインコード]

ドンキーコング64 [オンラインコード]

 便利な時代になったなあと思うのは、今はこれがダウンロードでプレイできちゃうってこと。必要な容量は230MBとかビックリな話なんだけど、これは私が無学と言うことで一つ。ただ、言うまでもなく、この度も私はN64実機でのプレイ。メモリー拡張パックってのが必要だったんだよねえ。これが高かったとかなんちゃらかんちゃら云々と……たぶん今の時代なら実機を持っている人ならともかく、そうでないならVCを利用した方がいいと思う。

 このゲームは、小学生のころに、友人の家に入り浸ってやっていたのだけれど、ゾゾゾ~キャッスルまでの思い出しかあらず……。久々にカセットを引っ張り出したところ、54%ほどのデータがあったが、思い切って消去。久々に最初からのプレイ。
 (というか積みゲーにすると、いつもこうやって忘れたころに再開して、毎回データを消去するせいでクリアに至らなかったりする。積まれるのも当然だ。)

 久々にオープニングのDKラップから鑑賞してみて、改めて、やっぱり64あたりのカクカクしたポリゴンというのは、自分の中では一番ゲームらしい造形だなあと思ったりした。(ドット絵はまた違うけれど。)
 このゲームをやっていたころと同時期には、初代スマッシュブラザーズとか星のカービィ64とかマリオパーティー3のあたりを私は(友人の家に入り浸って)遊んでいた。ドンキーコングはそのなかでも群を抜いて(?)画面が綺麗だなあと思っていた記憶がある。
 ここら辺の形ってのが実にゲーム世界についての想像を広げる余地がある形だなあと。ゲームに提供される形と、個々人の想像が合わさって、ゲームのリアリティを生み出す感じ。正直最近の画質偏重なゲームは、すごいなあと思うけれど、ワクワク感がかなり別種だと思う。

 そんなこんなで、今日はジャングルガーデンに飛び込んで、ディディーコングを救出、ボス扉を開けるあたりまでをプレイ。ドンキーの方ではゴールデンバナナ・バナナはコンプリートしたのだけれど、ディディーのバナナがどこにあったか思い出せないまま3D酔いでそっとゲームオーバー画面へ。アーミィジローはそのうち倒そう。

 ところで、このゲームオーバー画面がけっこうトラウマだったりした。バンジョーとカズーイの大冒険(の無印の方)にも言えるのだけれども、「ゲームをやめる」が「ゲームのプレイを中断する」ではなくまるで「クリアを放棄する」かのような扱い……。初めて見たときは不意打ちだった。
 加えて、ランビ状態などで通行禁止区域に行ったときに出る、画面いっぱいの通行止めマークなんかも苦手だったりした。これは感覚的にしか言いようがないのだけれど、同じ経験のある人はいるのだろうか。

 あと、64・GBCあたりが自分がゲームに触れるきっかけで、何度も同じ音楽を聴くという経験はコマーシャル音楽以外にはここが初めてだったと思う。だから、このDK64や、カービィ64マリパ3、スマブラ、あるいはポケモン金銀、少し外れてハム太郎2あたりの音楽ってのは本当に印象深くて、大好きなものが多い。音楽のクオリティが高かったことも、少々不完全な(それでも当時は鮮明だった)画像の部分を、より想像を膨らませることのできるようにした大きな要因だったのかもしれない。

 多分そのうち進めたらまた思い出話をしたいと思う。今のところ思うのは、なぜ小学生の私は水中チュートリアルがあんなに下手だったのかということ……。