スーパーカセキホリダー(1回目)

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はじめてみました。

スーパーカセキホリダー

スーパーカセキホリダー

公式サイト(任天堂) スーパーカセキホリダー



 昨年末に中古ゲーム漁りとして札幌に点在する様々なショップをツアーしていた時に、それなりに安い値段が目についたので手に取ってみた。たしか箱アリ説明書ナシで420円くらい。(ちなみにこの時の買い物では福沢諭吉が丸ごと消えた。)
 中古ゲーム屋を見るのは好きだったけれど、一日に何カ所も巡るのは初めてのことだった。当日はあいにくの悪天候。同行した人間が「こっちの道を通ったらおもしろいんじゃない?」などと冒険しようとするのを引っ張り戻して、猛吹雪の中を最短ルートで移動したりした。結構な収穫はあったと思う。

 話がそれたが、このゲーム自体は元々目をつけていたものではない。前情報としては、はるか昔に幼馴染が無印の「ぼくらは」をプレイしていた……かな?くらいのもの。岩をガンガン殴って、化石を引っ張り出して、戦う!くらいのイメージ。シリーズが続いている作品なので期待できるということと、何より男児向けゲームの主人公の、なぜかゴーグルをかけていたり、変な腕時計を身につけていたりするデザインが好きなので、購入を決定した。

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センターの男の子が主人公なのはあからさまだったが、まさか中央左の女の子(ピッケルの隣の子)が主人公だとは思いもしなかった。

 そんなわけで、結局購入からまる一か月以上あけて、ほぼ情報ゼロのまま突発的にプレイを開始した。

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 女の子もかわいかったが、ここは当初のイメージ通り、男の子を主人公に選ぶことにした。この、顔のサイズに全く合わないゴーグル。何に使うのかわからないけれど、お約束的でなかなかよい。

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 ゲームの入り口を案内してくれたのは、親友ポジションのトッチ君。どうやらここで初めてのリバイバーとの出会いをするようだが……

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 慌てていたら襲われた。なんとなく読めていた。
 ムービーがガンガン動くので、うまく画像に残すことはできなかったが、個人的にこのショットは煽り画像にでも使えそうだなと思っている。
 カメラのピントがうまく合わずに慌てるプレイヤーをそのままに、気付いたら戦闘手段を持たない状態で崖っぷちに追い詰められていた二人。ムービーはさらに進み、絶体絶命の二人に突如救いの手が差し伸べられた。

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 なんかイケメンが現れた。先ほど掲載したパッケージにはちゃんと描かれているのだけれど、前述のとおり大してパッケージも説明書も見ずに始めたので、現時点では謎のイケメン。その正体は……

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 名前がダサい。
 が、この人が最初のリバイバーをくれた。オー○ド博士ポジションだったようだ。襲ってきたリバイバーと試しに闘ってみないかと言われたが、ここでトッチがバナナに当たって腹痛を起こし、予定調和で主人公が戦うことに。

 実は、児童向けのゲームの主人公の親友ポジションはなかなか好きになれないことが多い。主人公を支える人間であり、主人公を頼りにしている人間であるから仕方ないとはいえ、ものによっては主人公を際立たせるための腰ぎんちゃくにしか見えなくなってしまう。とかく、物分かりが悪い。「お前が余計なことを言わなければこんな展開には~!」などと考えてしまう。好きな人には申し訳ないが、悪口はこの調子で延々と続けられる。今のところ、どうやら今回のトッチ君はそのたぐいのようだ。(ごめんね。)

 さて、ダサイケメン★ジョーさんは四種類のリバイバーを提示してくれた。とりあえず、テクニック型と標榜されたディメロンを選んでみることに。このリバイバーたちは基本的に恐竜的なイメージが前面に押されていて、昨今の児童向けゲームのかわいらしい(あるいはかっこいい)モンスターとは違うワイルドさがある。

 さて、さくっとチュートリアル戦闘を終わらせると、物語は急に二年後のことに。ちなみに主人公もトッチも見た目は一切成長していない。しかし、カセキバトルの大会に出場するため二人でヘリコプターをチャーターして移動中。結構成長しているのかもしれない。
 ここから予想通りトッチが一切話を聞かないで行動し始めて、いろいろと面倒になる
 大会へのエントリーを済ませたところで、開催式で現れたのは……

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 大画面にダサイケメンが映ることで興奮するトッチくん。とりあえず、「優勝したらこの土地をお前らにやろう」とのことらしい。そしてここからスクリーンショットがない。なんせ掘りまくるので忙しかったのだ。
 結果としては、ストーリー上では一回戦の勝利まで行った。途中でトッチ君がいらない喧嘩を売って、ホリホリカンパニーなどというの似合う会社の御曹司がウザ絡みしてきたり。うまく感情移入のできない以上、ストーリーを楽しむ余裕は、まだないようだ。

 プレイ感覚としては、なかなか楽しい。DSliteの壊れかけのLRボタンをギチギチと押し付けながら、岩を探して持ち帰る。序盤は岩を持ち運ぶためのコンテナの容量が8個とすぐに埋まってしまうため、結構な頻度で街とフィールドを行き来しなくてはいけない。なので、今プレイの時点では、とりあえず小遣い稼ぎのために宝石を掘り当てることを優先し、コンテナ容量をアップさせた。
 また、プレイ時間の半分以上は占めるであろう化石のクリーニングの作業だが、結構繊細な仕事が必要だ。せっかちな性分なので、これが一番厳しかった。ハンマーで殴っていると、結構簡単に骨が粉砕。丁寧にやれば案外簡単に100ポイント(完全な状態)で発掘することも出来るようだが、イライラしてくるとついつい骨粉づくりに励んでしまう。苦手な形の化石はとことん苦手だ。正直これから何十何百もの岩を削っていくのかと思うと肩が凝る。連続二時間以上のプレイは向かないだろう。ある意味優しい設計である。完全な状態で発掘した際のポイントはそのままリバイバーのランクや宝石の値段に反映されるようなので、慎重なプレイを心がけたい。
 戦闘システムは、まだ慣れない。ターン開始時にたまるポイントに収まるように、場に出ているリバイバーたちに技を繰り出させるのだが、最序盤のためほとんど1ターン-1アクション。今後はより戦略的になるのかもしれないが……。

 とりあえず、今後は暇があればこの調子でスーパーカセキホリダーのプレイ記録をつけていきたいと思う。プレイ画面は、たぶん今回で最後になるけれど。

今回の化石
No.59 ガーゴイル(ランク4 頭99,体100)
No.73 トリケラ(ランク4 頭87,体100)
No.104 ラジャール(ランク3 頭100,体93)
No.118 ヒパクーロ(ランク4 頭100,体100)
No.125 タラソー(ランク6 頭100,体97,手95)
No.136 ディメロン(ランク5 頭100,体100)